ニューヨーク一人旅 + Panorama NYC Festival 2017 その1
もう先々月の話で大分期間が空いてしまいあれですが、2017 7/28〜7/30 New Yorkで開催されていたPanorama NYC Festival 2017に行ってきました。
View post on imgur.com
Panorama Festivalはアメリカ3大フェスの一つであるCoachella Festivalの運営元であるGoldenvoiceが2016年からニューヨークで開催している新鋭のフェスです。
兼ねてから海外フェスには興味があったものの、いざ行こうと思うと移動の面倒さ、旅費、その他もろもろの壁が頭に浮かんでまた今度にしようまた今度にしようと思っていたのですが、今回は違いました。
そう、Panorama NYC 2017にはなんとFrank Oceanが出演していたのです。
View post on imgur.com
Frank Oceanとは何者かというとことを説明すると5000兆字必要なので省略するとして、Frank Oceanなくして行っていなかったことは間違いないです。
ちなみに今年のPanorama Music FestivalはFrank Oceanが出演した日のみSold Out。恐るべしFrank Ocean効果。
出発準備
1ヶ月くらい前に職場に休暇申請していたものの実際行くかどうかなんとなく迷っていて結局1週間ぐらい前になってバタバタとチケットとホテルの予約をしました。
- Expediaで飛行機とホテルの予約
- チケットをPanorama公式サイトで購入
チケットは買うのが遅すぎて郵送では間に合わなくなっていたので現地のBox OfficeでWill Callでチケット受け取りになりました。
1日目
出国+機内
そんなこんなでだらだら過ごしてたら出発当日に。
当日になると行きたくなくなる病を発揮しているのかなかなか眠れず結局AM7時頃に就寝してAM10時頃に起床。
GitHubにPRのレビューが溜まってるけど放置。PCといったな、あいつは置いてきた。
出国するわくわく感とめんどくささもあいまってだらだら過ごしつつ2時間前ぐらいに成田空港着予定で出発。
京王新線本八幡行きの乗り換えがよく分からず鈍行に乗ってしまい+20分遅れた。京王線の新宿以降の乗り換えがいまだによく分からない。
荷物は一人旅ということもあって20Lくらいのバックパック1個に収めました。
荷物が少なくても現地の都市の機能を活用するか金で殴れば解決する問題は金で解決すればいいのです。
連日不規則な生活をしてたのがたたってか早速行きの電車で眠くなりつつも成田空港に到着。
オンラインチェックインを済ませていたのでそのまま保安検査場に。
View post on imgur.com
バックパック1個とは言えそこそこ詰めてたので機内持ち込みサイズにひっかからないかちょっと心配だったけど問題なし。そのまま出国審査でパスポートとモバイル搭乗券を見せて搭乗口へ。
搭乗時間までしばらく時間があったのでフードコートでラーメン食べてたら英語でこの席空いてますかーと聞かれておかしいまだ日本なのに英語だーとか思いながらどうぞのジェスチャーをした。
だらだら過ごしてたら搭乗時間になったので搭乗ゲートへ。成田空港->JFK国際空港で約12時間のフライトです。
乗り継ぎが面倒だったので安定のANAの直行便。
View post on imgur.com
出発後2時間ぐらいで機内食が出てきた。和風洋風選べたので和風の牛すき焼き丼にした。
- 牛すき焼き丼
- そうめん
- サラダゆずポン酢ドレッシング
- ポテサラ+ハム
結構ご飯にボリュームあったのでお腹いっぱいに。
View post on imgur.com
食後に出てきたハーゲンダッツは親でも殺されたのかってくらい硬かったから3分くらい放置してから食べました。あずきバーか。
View post on imgur.com
機内での暇つぶしは主にフェスの予習とガイドブックを読んで観光の予習、旅行記を読んで旅情気分に浸ることにしました。
フェスの予習にはSpotifyでPanorama NYC用のプレイリストを作ってローカルダウンロードしてBGMに。 ただ歌詞予習するぞ!と意気込んでいたもののオンラインじゃないと歌詞を表示出来ないらしいので歌詞は諦めました。
ガイドブックはKindleで色々探してみたもののいわゆる大手出版社が出しているようなものは似たり寄ったりなのでそういうのは一冊のみで個人でKDPで出版しているガイドブックを入れるのがおすすめです。 ニューヨーク在住の日本人が書いたものや現地の人が使うようなローカル施設の紹介とかおもしろいです。 機内で読んだNYPL紹介ガイドが面白かったので急遽予定にNYPLの観光を入れたくらいです。
今回の旅の目的の一つにニューヨークの普段の暮らしに近いところも見たいというのもあって、実際の暮らしを見てまぁこんなもんだよなというか、これならニューヨークでも暮らせそうだなというレベルを見たいというのがあってスーパーとか現地で普通に暮らしてる人が普通に行ってそうなところに行きたかったのでそういう意味でNYPLなどの図書館はよかったです。
あとは深夜特急をKindleに入れるなどして旅情気分を高めてました。
View post on imgur.com
到着前にもう一度朝食的な食事があって洋風と和風のがあったので洋風をオーダー。
- イングリッシュマフィン(おいしい)
- 筑波ヨーグルト
- フルーツ
でした。
東京-NYの時差は13時間なので機内でも普段通り眠ると単純計算で昼夜逆転生活なるので機内ではあまり眠らずにうとうとして過ごしました。 さすがに12時間にもなるとお尻とヘッドレストに当たる頭の部分が痛くなってきて後半はあまりうとうと出来ませんでしたが。
そんなこんなでNY到着。
View post on imgur.com
入国審査
入国審査でスキンヘッドの強面の審査官の人に当たり、しかもその人の英語が早口で聞き取れない問題があったものの、聞きなおしたりジェスチャーをしてもらったりしつつ指紋採取と写真取ってなんとか通過。強面だったけど審査終わった時に「アリガトウー」と片言の日本語をいってくれたりしたので悪い人ではなかったと思う。
バックパック1個だけだったので税関のとこで「荷物それだけ?」って聞かれたのでそうだよと言ったら特に問題なく通過出来た。そんなこんなで無事空港を脱出。
到着したターミナルは割りとこじんまりとしていて到着口を出るとすぐエアトレインへの案内があったのでその案内通りに進行。
マンハッタン市内へ
View post on imgur.com
JFK空港からマンハッタン市内に行くまでは地下鉄、バス、タクシーなどの方法がありますが今後3日間のメインの移動方法にもなる予定の地下鉄に慣れておこうと思い地下鉄で行くことにしました。
案内板に沿って進むとエアトレイン(ターミナル間を周回している電車)の駅があるのでそれに入ります。
View post on imgur.com
しばらく待ってたらエアトレインが来たので乗ってジャマイカステーションで降ります。
View post on imgur.com
同じような旅行客が多いので降りて流れに乗って進んだらNY地下鉄メトロカードの自販機があるのでそこでエアトレイン5$ + メトロカードの代金分を払います。 一応メニューに日本語があるのでなんとなく操作は出来るはずです。
が、早速ここで問題が発生しました。結果から言うと10ドル飲まれました。支払い方法で「Cash(現金)」があったので出国前に両替した紙幣入れたら入れたあとにCashは使えません(!?)みたいなこと言われて返ってきませんでした。今考えても謎でしたが、もうこの時点で頭の中は?でボタン連打していたら後ろから係員っぽい人が「分からなければ誰かに聞いてください(お前はわからないんかーい)」と言ってきたので一旦仕切りなおし。
聞いてもなんか解決しなさそうな雰囲気があったのでクレカを使ったらあっさり支払い完了。 「AirTrain + Subway」というやつです。
View post on imgur.com
金で殴って解決する問題は金で解決すればええんや…と思いつつ今後もニューヨーク地下鉄には何回か苦しめられます。
無事(?)メトロカードを購入し改札を通ったあと案内板にそってSubway Eのとこまで進みます。 途中エレベータがあるので地下3階に降りるときに隣の旅行者っぽい人に「この階地下鉄?」とか聞かれたりしたけどもちろん知らないのでごめん知らないって言ったらボタン前にいる人が地下鉄は3階だよ!みたいなこと言ってくれて助かった。
View post on imgur.com
地下鉄乗る時もチャージ金額が足りなくて通れなかったんだけど移民っぽいおじさんが助けてくれました。ぶっちゃけ3割くらいしか言ってること分からなかったけどチャージ金額が足りないからあっちで買ってこいとのことだったのでOKといいチャージしに向かう。
このチャージ方法もなんか順番が分かりづらく、日本のPASMOとかSUICAのチャージみたいにいきなりカードを入れることは出来ません。 まず「Start」ボタンを押して所定のチャージの前の画面まで進んだらメトロカードの挿入口が開いてメトロカードを入れることが出来ます。
そしてメトロカード自体もただの磁気テープがついた薄っぺらいカードなので改札でスワイプするときの認識率も低く、スワイプするスピードが早すぎても遅すぎてもだめで方向も決まってたりで面倒です。
メトロカード券売機周りにも一人専用で係員がついていたりしてシステムの不備をマンパワーで割りきって運用してる感ありありでした。 結構な旅行者がエアトレインと地下鉄で詰まっていたのでやっぱ普通に難しいんだと思います。
ここらへんは手順が面倒なので荷物が多ければバスで一発でマンハッタン行ったほうが楽だとは思います。
改札を抜けるとマンハッタン行きのE線の電車があるのでこれに乗ります。 とりあえず乗ったら一安心ですが、地下鉄車内のアナウンスもなんか音質悪くて今どこだよみたいな感じになるのでGoogle MapとにらめっこしつつLexington Av/53 Stまで移動しました。
ホテル到着
Lexington Av/53 St駅に着いたら地上に出てホテルまで向かいます。
地下鉄を降りて手で回す回転式のゲートを通って地上に出るとそこはもうニューヨークです。
その日は若干天気が悪く湿度が高かったので東京ほどではないけど蒸し暑く異国のにおいがむわっとしました。
今回取ったホテルはグランドセントラル近くのClub Quarters Hotelというところでした。 毎日ランドール島のフェスに行くのと、ついでに出来れば観光をしたかったので各種施設にアクセスの良いところと夜遅く帰っても治安的に問題なさそうなとこにしたかったのでここにしました。 グランドセントラルまで徒歩2分くらいの駅近なので割りと何をするにも便利なとこだとは思います。
View post on imgur.com
チェックインも最低限の英語で余計な英語は使いません(使えません)
「ハロー、チェックインプリーズ」これでOKです。
携帯でエクスペディアで予約した時のバウチャーを見せつつ、同時にクレジットカードとパスポートも出します。 ガバ英語力では英語を聞き取れない可能性が高いためなるべくやり取りをしないため必要な書類は予め先手を打って出します。
「27〜31日で間違いないですね?」みたいなことを言われたので「Yes」と答えカードキーを渡されてなんかそれっぽい説明を一通り受けたので「サンキュー(よく分かっていない)」といい、エレベーターに乗ります。 このホテルはエレベーターもカードキーを渡さないと動かない仕組みっぽくまずカードキーをボタンパネルの読み取り機にかざしてから行きたい階のボタンを押します。
目的の階に到着しやっと部屋に到着。
View post on imgur.com
部屋からの眺めはこんな感じ。 ニューヨークだー。
View post on imgur.com
このホテルはどちらかというとビジネスユース寄りなのか割りとこじんまりとした部屋で必要最低限の設備が備わっているという感じでした。 無駄におしゃれすぎず立地といい機能性を優先してる感じで一人旅にはいいかもしれない。
View post on imgur.com
バスタブがないので3日目くらいに湯船に浸かりたくなって「ニューヨーク 入浴」(?)とかググったけどニューヨークには銭湯らしい銭湯はない(スパっぽいのはある)らしくちょっとがっかりした。
View post on imgur.com
当たり前だけどテレビをつけるとトランプ政権のニュースとかやっているのでアメリカだーと思ったりした。 テレビのチャンネルもニュースチャンネルが多くメディアの街ニューヨークっぽいなーと。
View post on imgur.com
無料WiFiはアクセスポイントに接続したらルームナンバーとチェックインした時の氏名を入れると繋ぐことが出来る方式だった。たぶん受付でそんな説明を受けていたんだろうけどよく分からずも勘でつなぐことが出来た。
あと各階に空のペットボトルがあって無料でウォーターサーバーからミネラルウォーターを入れることが出来たので飲み物には困らなかったのがよかった。 コーヒーメーカーが部屋に備え付けられていたので朝はミネラルウォーターを使ってコーヒーを入れたりした。
とりあえずシャワーを浴びて1時間休憩したらまだ20時くらいだったので近場にぶらぶら散歩に行った。
グランドセントラル
ホテルから2分くらいだったのでまずグランドセントラルに行った。
ボザール様式の建築様式が美しいニューヨーク市内の中心になるハブ駅です。
View post on imgur.com
View post on imgur.com
View post on imgur.com
なんか広いので広いです(語彙の喪失)
NYPLも同じボザール様式で天井が広くダイナミックな感じがするので無限に眺めてられます。無限に眺められる景色はいいですね。
ニューヨークはこういう古典様式な建築物からグッゲンハイム美術館のようなモダン建築様式まで一つの都市に共存しているのがおもしろいです。
タイムズスクエア
次はグランドセントラルから歩いて7分くらいのとこにタイムズスクエアがあるのでそこまで散歩しに行きました。
碁盤目都市なので交差点が多く信号もいっぱいあるので割りとそこら中で信号無視して横断していて最初は戸惑ったものの3日目ぐらいには自分も適当なタイミングで横断するようになりました。
あと道がけっこうな勢いで汚いしドブくさかったりしました。日本でいうと渋谷に雰囲気が近いなと。
近づくにつれて建物のライティングが派手に。
View post on imgur.com
21時くらいだとまだまだ観光客ばっかです。
View post on imgur.com
View post on imgur.com
情報量〜
View post on imgur.com
情報量〜
View post on imgur.com
情報量〜
View post on imgur.com
MMMM
View post on imgur.com
あっ、ここなんかのあれで見た風景だ!(うろ覚え)
View post on imgur.com
いい位置の銅像
View post on imgur.com
例の風景
View post on imgur.com
LINEのポップアップショップがありました。
View post on imgur.com
View post on imgur.com
ユニクロのポップアップストアも(あまり人は入っていなかった)
View post on imgur.com
特に変な人に絡まれることもなくよかったです。
タイムズスクエア付近を歩くとブロードウェイとかあそこらへんの通りのエンターテインメントへの貪欲さとか情報量の多さで若干疲れます。
Whole Foods Market
タイムズスクエアは軽く歩いて満足したのでそろそろホテルに帰ります。 帰りついでにアメリカ来たら行ってみたかったスーパーのWholeフーズに行きます。 Amazonが最近買収して生鮮食品業界にも参入したことで有名ですね。
View post on imgur.com
おーいお茶とか売ってます。
View post on imgur.com
旅行の時はその土地のスーパーとかデパ地下みたいの行くとその土地の生活感とかなんとなく分かったりあんま自分達のとこと変わらないなーとか思って安心したりするので好きです。 立派な観光地やレストランがあってもスーパーはほぼ世界中どこでも共通規格だし日常のための場所という感じが落ち着きます。
量り売りのデリが1ポンド(453g)9ドルくらいで売っているので夕食用に買って帰りました。
bakedパイナップル、ブルーベリー、メロン、野菜、骨なしチキン、ジャガイモって感じ。 少食だから大体1ポンドぐらいで割りと十分でした。
箱のサイズミスったのでホテルに持ち帰った頃に悲惨なことになってました。三角コーナーかな?
View post on imgur.com
見た目が残飯ですが普通においしいので食べ物は偉い。
持ち帰る時にスプーンをつけてくれなかったので自分で買うかイートインスペースのスプーン持ち帰った方がいいのかもしれません。イートインスペース探してうろうろしたけど結局どこにあるか分からなくてMPも少なくなって聞く気力も無くなっていたので箱を折って簡易スプーンっぽくして食べました。マイ箸とか持って行った方が便利かもしれない。
あと無糖(Unsweetened)のジンジャエールティーも買った。おいしい。あと量が多い。
View post on imgur.com
日本人が普通に食べる量なら1ポンドくらいでも十分な気はするので食費抑えるならスーパーのデリとか使えば結構安く抑えられると思います。 アメリカらしい食事ではないけどニューヨークみたいな意識高めの都会だとこういうのも流行ってるんだなーという雰囲気が感じられてよかったです。
あと日本のスーパーとかと違うのはレジめっちゃ並んでるのに品出ししてる人は絶対ヘルプとかせずに自分の仕事やっていたりIt’s not my businessなとこですかね。給料は決まってるから給料分以外の仕事は絶対にしないぞという意思(重要)
あとホールフーズの帰りにDJ mixを配ってる謎の兄ちゃんに強制的にCDを渡されてチップを要求されるということもありました。
対応が面倒だったから結局1ドルだけチップあげたけど。
渡された謎のDJ mix。CD再生機器がなかったので結局聞けず。
View post on imgur.com
ホテルに帰ってとりあえず夕飯を済ませてシャワー浴びたらもうどっと疲れが出て眠くなったので12時くらいに就寝。 こんな感じで1日目を終えました。
何気なく過ごしてるけど普通に聞き取れないこと多くて何回も聞き直してたりしつつなんとか過ごせたので面倒でも対応してくれた人には感謝です。
本来の目的のフェスは2日目からになります。
その2へ続く…