2018 07/06, SoundSandbox vol.1 @ White Space Lab に DJ としておじゃましてきた。
会社の同僚氏の@pinkylabさんに誘われて 「磯野〜、DJ やろうぜ!」ということで初 DJ として行ってみた。なんと自分こういうとこで DJ やったことないのである。よく誘ったな。
元はといえば会社の飲み会で渋谷のバーみたいなところに行った時に DJ スペースがあって、そこで DJ やってみてよという社長の無茶振りでなんか適当にかけたときに pinkylab さんと一緒にやったのでそれがきっかけかもしれない。
普段は(比較的)真面目に働いている pinkylab さんが器用に DJ をしていておもしろかったのを覚えている。
そんな感じで初 DJ をやった感想、どういう感じで DJ をしたか、DJ の準備をしたときのことなど書いてみる。
箱とイベント
まず普段は Vision とか Womb とか大きな箱で興味のある外タレが来た時くらいにしか聞く側としてしか箱に行かず、こういったローカルコミュニティの温度感が伝わるようなイベントや箱に行くというのも今まで無く、大きな箱やイベントでは気づけないような良い点にも気づけて新鮮だった。
大箱と小箱どちらにもよさがあるけど、こういったローカルで全員と顔を合わせることが出来る距離にいるとまず熱量の伝わりやすさが違う。 音と距離が近いというのもあるけど、顔を突き合わせることで DJ が今考えていることやオーディエンスが考えていることも伝わりやすい。
あまりに伝わりやすいのでなんかミキサーの操作とかに困ってると、オーディエンス(DJ)から助け舟が来たりするぐらいだ。あなたが神か。
まぁそんな感じで DJ 側としてイベントに参加するというのは初めてだったけど実家のような安心感で楽しく DJ することが出来た。助けて頂いた皆さんありがとうございます。
DJ 準備
イベントの条件としては
ジャンル: オールジャンル
持ち時間: 45 分
で比較的何でも OK な感じだったのと、初 DJ ということでどんな DJ をするのか周りも分からないので自分の人となりが分かるような DJ にしようと思った。
なので自分の**これ好き!**が伝わればいいと思い、普段自分がほんとにこれいいなぁと思うものを選んだ。
ちなみに自分の DJ 初心者ぶりを説明すると家にはターンテーブルとミキサーしかないので**Sync ボタンって何?**みたいなそんなレベルである
以下準備してた時の考えとかをメモ
- 自分が最近好きなもの: ソウル、ファンク、和物とかのレアグルーブ系
- 他の DJ の方の雰囲気的に A-POP 系の方がいいのかも?
- でもその辺りのジャンル詳しくない
- 正直詳しくないジャンルをかけるよりはもう自分の好きなジャンルで行こう
- ソウルとかファンクとか和物で繋いだことないので練習しておきたい
- とりあえず最初は山下達郎を流す(最近ライブ行った影響)
- 次は洋楽でメロウなファンクとかソウル、踊れるレアグルーブ系を流れで
- その後は和物アニソンクラシックから和物の流れに切り替え
- 段々時代を登って行って和物クラシックで締め
という感じでソウルとかファンク、和物中心のセットになった。
ちなみにほぼ曲と曲を繋がないで1曲終わったら次の曲をすぐ流す感じにした。
ソウル、ファンク、和物などのレアグルーブは正直無理に繋ぐよりは本当にいい音楽も多いので最初から最後まで聞いてもらいたくて流した。(という繋ぐ練習時間が取れなかったエクスキューズ)
セットリスト
途中は流れで流したので記憶が曖昧だけど大体こんな感じ
- Sparkle - 山下達郎
- Silent Screamer - 山下達郎
- You Can Win - Bileo
- Monica - Chauffeur
- These Are the Good Times - Pop sicles
- Dang Dang 気になる - 中村由真
- NINETEEN 19 - 長江健次
- Summer Touches You - 東北新幹線
- Distance - 宇多田ヒカル
- Automatic - 宇多田ヒカル
こうして見るとほんと自分の好きなのしか流してなくて DJ とは(哲学)みたいな感じになる
他感想等
- 最初はレコードを取り込んで CDJ でやる予定だったけど、実際取り込む時間がほぼ取れず
- 結局ヴァイナルを持っていってプレイした
- 無理に取り込むよりは、期待した音は出てたので結果的によかったかも
- XONE のミキサー使うの初めてだったけどフィルターのかかり方とかパイオニアに比べるとゆるやかでおもしろかった
- ハンバーガーがクソ美味
- DJ はやらずに VJ とか写真とか色々なやり方でイベントにコントリビュートしている方もいてそういうのはすごいいいなぁと思った
- VJ がいることで視覚としての音楽体験にも説得力が出るし
- クラブ写真家がいることでその VJ を切り取った一瞬が思い出になる
- 自分たちでイベントを作っていくみたいな一体感があって、自分も DJ やらないにしてもそういった形でコミュニティにコントリビュートしていくってのはやってみたいなって思った